パソコンスクールの講師がインテリアコーディネーター資格試験を受験した話③
それでは、二次試験当日のお話です。
2024年12月8日(日) 試験当日
試験会場は、熊本が無かったので福岡を選択しました。
早朝に熊本を出発し、1時間ほど前に会場付近に着きました。
車の中で二次試験の過去問などを見ながら最終チェック。
いざ会場へ参らん!
想像していた以上の受験者の多さにビックリしつつ、自分の受験番号の席に着く。
年齢層も幅広かったです。
道具を準備して待っていると試験の説明があり、試験問題が配布されました。
いよいよ試験開始!
問題を見た瞬間に「え?」ってなりました。これぞまさに思考停止…。
私が苦手とする家具図ではなかったのですが、こんなことある?ってくらいのボリューム。
ですがもうやるしかない、書くしかない。
試験時間は3時間。
知ってますか?
追い立てられる3時間は秒で過ぎてしまうことを。
あっという間に試験終了時間が来ました。

そう思いました。
なぜなら、製図はほぼ書き終わりましたが完ぺきではない。
論文は最後まで書けなかった。
インテリアコーディネーター資格試験は、
一次試験・二次試験ともに合格ラインが発表されていません。
未完成だと即不合格という噂もあります。
ただし、完成していない人でも合格しているパターンもあり、
どこに気を付けて対策すればよいのか明確ではないので、
とにかく最低でも完成させることができれば少しは安心できたのになと思います。
車の方に向かってトボトボ歩いていると受験者の話し声が聞こえます。
「すごいボリュームだったね」「これはかなり勉強しないと受からないね」など聞こえました。
心の中で首がもげるくらい頷きました。
そしてX(旧Twitter)を見ました。
阿鼻叫喚。
あぁ、よかった、みんな同じ気持ちだ…。
そう思いながらも、少々の悔しさとやるせなさを抱きながら帰路につきました。
二次試験で過去に出題された問題はこちら。(※水色は「着彩」の指示があった図面)
平面図 | 立・断面図 | アイソメ図 | パース図 | 家具図 | その他 | |
第42回(2024年) | ○ | ○ | ||||
第41回(2023年) | ○ | ○ | ||||
第40回(2022年) | ○ | ○ | ||||
第39回(2021年) | ○ | ○ | ○ | |||
第38回(2020年) | ○ | ○ | ||||
第37回(2019年) | ○ | ○ | ||||
第36回(2018年) | ○ | ○ | ||||
第35回(2017年) | ○ | ○ | ○ | |||
第34回(2016年) | ○ | ○ | ||||
第33回(2015年) | ○ | ○ | ○ | |||
第32回(2014年) | ○ | ○ | ○ |
2024年度は…。
なんと、平面図+立・断面図3面!しかも着彩2面!出ました…。
これまで、⽴・断⾯図は多い時でも2⾯で、着彩も2面あったのは、私が知る範囲では見たことがありません。
過去の問題と比較して見てもボリュームが多かったので、製図・論文ともに完成した方は素晴らしいと思います。
二次試験の合否判定通知は2月中旬とだけ記載があり、結果がわかるまで2か月以上ありました。
落ちている可能性が高いと思っていたので内心諦めつつ、わずかな希望も捨てきれずその日を待ちました。
2025年2月18日(火) 合否判定通知日
この日は外で打ち合わせがあったため、社長と社員Uさんの3名で外出。
打ち合わせ終了後ランチへ。
12時に合否判定が確認できるので、一人ソワソワしながら黙ってスマホを開きサイトへ。
「ひゃっ!!!」
思わず声が出ました…。
「合格🌸」※サイト上で桜の表示はありません(私にこう見えただけ...)
信じられなくて、社長とUさんにも画面を確認してもらう!
間違いなく「合格🌸🌸🌸」の表示!(増えとる)
もう顔がニヤニヤして嬉しさが隠せませんでした!笑
短く濃密な私の戦いが終わりました。
今回は、2か月間という恐ろしく時間がない中での受験となりましたが、これから受験される方は試験日から逆算して、勉強する期間をしっかりととられてください。
現状、熊本ではインテリアコーディネーター資格試験の講座を行っているところは無いようです。
もし私の話が聞いてみたい方はお気軽にお問い合わせください!
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